めんどくさがりな女の子が幕末にタイムスリップしちゃいました?!




とりあえず正座して
沖田さんを見る。



有無を言わさない雰囲気が
漂っていたから。




総「あのさ、ななかちゃん。」



な「はい。」



総「なんであの時一瞬怯えた顔をしたの?」



ドクッ



な「あの時…?いつのことです?」



総「…原田さんがなぜ家事ができるのかを聞いた時だよ。」




ドクッ
ドクッ




な「私は、怯えた顔なんて、」



総「してた。絶対に。」




絶対に。
その一言で思い知らされる。


確かに私は思い出した。
タイムスリップする前の生活を。




そろそろ皆に
過去…話さないとダメかな?


皆どんな顔するかな?





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