めんどくさがりな女の子が幕末にタイムスリップしちゃいました?!
戻ると皆から視線が集まった。
それがとても不愉快だったので、
総「なんですか。」
と眉間にしわを寄せるのも隠さずに
冷たく言い放った。
普通の隊士はそれで目をそらすけど
土方さんや芹沢さんたちは僕を見たまんまだ。
なんなわけ、鬱陶しいな。
微妙な空気が漂っている。
(まぁ、僕のせいかもだけど。)
そんな空気を破ったのは平助だった。
平「あのさ、この際だから聞くけど。」
平「みんなはななかのことどう思ってるの?」
……なに言ってんの、いきなり。
と思いつつも
土方さんは、てかみんなはどう思ってるのか気になってる自分もいる。
土方さんをちらっと見ると
大人な顔で酒を飲んでいた。
なんてせこい…。