めんどくさがりな女の子が幕末にタイムスリップしちゃいました?!




朝餉を食べ終わり
皿洗いをしていると、



一「…手伝う。」



な「え?いいですよ~。」



一「いつも世話になってるから、これくらいわやる。」



な「ふふ。ありがとうございます。ではお言葉に甘えて。」





斎藤さんが皿洗いを
手伝ってくれた。





一「お前は凄いな…。」



な「なにがですかー?」



一「大変な仕事を毎日やるなんて。」



な「そうですかね?あ、でも“沖田さんのおかげで”毎日やらなくても良くなったんですよ!」




そう言うと
斎藤さんは微かに眉をピクッと動かした。





一「そうか。お前が仕事ある日は毎回手伝ってやる。」



な「えっ?!そんな、悪いです!!」



一「もう決めたことだ。それとも迷惑か…?」




切ない顔で見つめられる。
う゛…。




な「で、では斎藤さんが暇な時にお願いします。」



一「…あぁ。」





にっこりと
満足げに笑う斎藤さん。



か、可愛い…!
めったに斎藤さん笑わないから
こんな笑顔が見られるなんて
嬉しすぎるっ!!!


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