めんどくさがりな女の子が幕末にタイムスリップしちゃいました?!




洗い終わり、斎藤さんに
お礼を言う。



な「ありがとうございました。手伝っていただいたおかげでいつもよりだいぶ早く終わりましたよ。」



一「気にするな。」




斎藤さんは
私の頭をぽんぽんと
頭を軽く撫でた。



その仕草は少し
ぎこちなくて、だけど温かい。





な「なんか斎藤さんに撫でられると
ホッとします。」




ふにゃっとした
力ない笑顔になってると思う。




しょうがないよね?
それくらい落ち着くんだもん。





一「お前が撫でて欲しいと言うなら
いつでも撫でてやるよ。」



な「…ありがとうございます。」




優しいな、斎藤さんは。



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