めんどくさがりな女の子が幕末にタイムスリップしちゃいました?!
鴨「う、梅?!」
梅「だって芹沢はんは人の頂点に立つ人や。平隊士から始めてもまた頂点に登り詰めるに決まってるわ。」
な、芹沢はん?
と梅さんが問いかければ芹沢さんは
少し納得したようだった。
鴨「だ、だが、下の奴等に示しがつかん。」
もしかして芹沢さんてさ、ビビり?
いや、ちょっと違うか。プライドが高すぎるんだな。
きっと芹沢さんが同じ身分になったバカにしたりする人も出てくるだろうから、色々気にしてんのかな。
対して梅さんはニッコリ笑う。
梅「最初はなんでも言わしとけばええやないの。それが貴方の戒めとなるでしょう。でもそれを乗り越えられると私は信じております。」
鴨「………そうか。」
芹沢さんは少し考える素振りを見せ
そしてうんうんと頷いた。
その様子を見て思った。
どうやら、芹沢さんの意思は
固まったようですね。と。