めんどくさがりな女の子が幕末にタイムスリップしちゃいました?!
総「ななかも風に当たりに来たの?」
な「そー。ま、この気温じゃ風に当たりに来たのか汗をかきに来たんだか。」
総「あははっ。確かにね。」
笑いながら私のとなりに総司が腰掛ける。
なんだろ…。
なんか、総司違う…。いや、戻った?
よくわからないけどまぁいっか。
総「そういえばななかが新撰組に来てからまだ1ヶ月くらいしか、経ってないんだよね。」
な「あ~、確かに。」
総「1ヶ月色々と忙しすぎてあっという間だったような長い年月だったような。」
な「わかるかも。……私、皆の役にたてたかなぁ…?」
初めて来てから、危ない目に会ったり
知り合いが誰もいなくて正直寂しかった。
だけど、新撰組は温かくて、溶け込めた。
そんな皆の役にたちたかった。
でもやっぱり巡察とかで実は私まだ人を斬ったことがないんだ。
やっても峰打ち程度。
止めを、嫌な役目を他の人に頼んでるんだ。
こんな私が役にたってるって
言えるのかなあ…。