めんどくさがりな女の子が幕末にタイムスリップしちゃいました?!




土方さんは私の隣に腰かけた。
私、イケメンサンドイッチ状態だ。



ネーミングセンスなしだね、はい。
ごめんなさい。




なんかもう、恥ずかしくなってきた…。
土方さんに弱音見られるし読者様にネーミングセンスのなさバレるし…。



思わずうつむく。



するとポツリと土方さんが呟く。




歳「…心配しなくていい。」



な「…え?」



歳「お前はもう新撰組にとって、なくてはならない存在だ。未来からきたとか関係ねぇ。お前の居場所は、ここだ。」



な「っ……!!」







ポロっ。



うわっ、涙出てきた。
最近、泣きすぎだよ…私。



でも、さ。
なくてはならない存在だって。
私の居場所はここだって。


未来では自信がなかった。本当はもっと良い介護士いた。私のエゴだったんだ。
おばあちゃんに自分の存在を、認めてほしかった…!!



ポロポロ。




歳「…泣くなよ。」





そう言って土方さんは涙を優しく拭ってくれた。


キザめ。


と思いつつも、












ドキドキしてる自分がいる。




< 376 / 439 >

この作品をシェア

pagetop