めんどくさがりな女の子が幕末にタイムスリップしちゃいました?!
土方さんは私の隣に腰かけた。
私、イケメンサンドイッチ状態だ。
ネーミングセンスなしだね、はい。
ごめんなさい。
なんかもう、恥ずかしくなってきた…。
土方さんに弱音見られるし読者様にネーミングセンスのなさバレるし…。
思わずうつむく。
するとポツリと土方さんが呟く。
歳「…心配しなくていい。」
な「…え?」
歳「お前はもう新撰組にとって、なくてはならない存在だ。未来からきたとか関係ねぇ。お前の居場所は、ここだ。」
な「っ……!!」
ポロっ。
うわっ、涙出てきた。
最近、泣きすぎだよ…私。
でも、さ。
なくてはならない存在だって。
私の居場所はここだって。
未来では自信がなかった。本当はもっと良い介護士いた。私のエゴだったんだ。
おばあちゃんに自分の存在を、認めてほしかった…!!
ポロポロ。
歳「…泣くなよ。」
そう言って土方さんは涙を優しく拭ってくれた。
キザめ。
と思いつつも、
ドキドキしてる自分がいる。