めんどくさがりな女の子が幕末にタイムスリップしちゃいました?!




?「よろしく!ななか!」



ニカッと笑う男の人。



まずいきなり私のことを呼び捨てで
呼んできたのは私のもう片方の隣の人。


身長は私と同じくらい。歳も近そう。
童顔の彼は愛らしさを感じさせる。




平「あ、俺は藤堂平助って言うんだ!八番隊隊長なんだ。よろしくな!!」



な「はい。よろしくお願いします。藤堂さん。」



平「かたっくるしいな~。藤堂“さん”とか敬語とかいらないから!!」



な「え、いえでも、」



平「いいから!俺の場合は敬語なしで
平助って呼ぶこと!わかったな?」



な「は…、あ、うん。」



平「うん!それでいいんだ♪」




そう言って彼は満足げに笑った。




キュン






はっ!
いかんいかん。
今のはちょっと母性本能と言うものがくすぐられたぞ。





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