めんどくさがりな女の子が幕末にタイムスリップしちゃいました?!




黒「まぁまぁ興奮せずに余の話を聞け。実は余は新撰組のファンでの。
新撰組の最期は悲しいオチじゃろ?
好きな奴等が悲しい最期を迎えるのは嫌じゃろ?
だからお前さんに、歴史変えてもらおーかなー?みたいな?」




ほほう…
要するに、





な「テメーは自分勝手な願望で私をここに連れてきやがったのかあああぁ!!」



黒「ぬっ?!よ、余が自己チューみたいな言い方をするでないっ!!」



な「自己チューだろ!!自分の願望を叶えるために私をタイムスリップさせるなんて自己チューの中の自己チューだろ!!」



黒「か、神様になんてことを言うのじゃ!!」



な「神様だろうがなんだろー、が………………あ?」









……………………。







え?
神様?



黒猫は、コホン、と軽く咳払いをし
胸を張った感じに言った。




黒「余は時空を操る神だ!!」



な「…嘘つけええぇ!!!!!!!!」





ドヤ顔で言ってんじゃねぇよ!!





黒「本当じゃ!だからお主はここにいるのだ!!」



な「だって猫じゃん!お前猫じゃん!」





私今まで
「神様~…、どうか楽な暮らしができますように~…。」
って頼んでた相手が猫って!

なんか屈辱だわ!

しかもその願いが聞き届けられることはなかったし!




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