いちご大福
「さーて・・・」
啓が病室を出て行ったのも束の間
蓮お兄ちゃんはドス黒いオーラを出した笑顔でこっちを向いている
「こわいよ。蓮お兄ちゃん」
「あれー?精一杯のご奉仕スマイルのはずなんだけどなー」
いやいやいや、超棒読みですけども笑
「何から怒られたい?」
蓮お兄ちゃんはベットの脇の椅子に座った
「何からって…私何したっけ?笑」
「何もしてないなんてはずないよね^^」
あぁ全部お見通しみたい涙
「蓮は勘が鋭いから。隠しても無駄だよ。ネオンちゃん」
――――?!!
少し開いたドアの隙間から声が聞こえてきた
この声…!!