空の果てへ
日に日に弱っていく、沖田さん。
それでも、気丈に振舞う姿。
細くなった肩は、沖田さんが弱っていくのを物語っていた。
俺達は・・・そんな沖田さんと、共に行動することが出来なくなった。
沖田さんは、屯所でしばらくの間休んでいたのだが・・・
良くなる気配は、ほとんど無かった。
沖田さんは、鳥羽・伏見の戦いで離脱すると書かれている。
しかし、沖田さんは早くに離脱すると決めていたらしく・・・
もう、大坂ではなくここで療養すると言い出した。