俺のもんだろ Ⅱ




「ゆ…夢で……」



夢…?





「夢で悠雅があんなことするからっ!」



あんなことって…



「知らねぇよ」



夢の中なんて、俺にどうしろってんだよ…






「…あんなことって?」





俺なにしたんだ?



「それは言えないっ!」





そういうと、美夜が俺の腕を



潜り抜け




「もう、寝ますっ!!」





そういって、寝室のほうへ走って行った。




はぁーっとため息をつく。






綺麗に逃げられたし…





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