俺のもんだろ Ⅱ


まぁ、そのことは置いといて…


「朝ごはん作るね」



そう言い、キッチンに向かう。



いつもなら、悠雅はご飯できてから


起こすんだけど……



今日は先に起きてるから、ちょっと


楽かな……



急いでご飯を作り、テーブルに


並べる。



「美夜」


なんか最近、『お前』だったから


『美夜』って呼ばれるの、久しぶりかも……




「なに?」




近づいてくる悠雅。


な……なんですかっ!?


「ここ、跳ねてる」


そう言って、あたしの髪に触れる 





もう……心臓に悪いです…



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