俺のもんだろ Ⅱ
「あ、クレープ屋さんだっ」
なんだか、テンションが上がったあたしは
にこにこしながら悠雅に言う。
「子供かよ」
そんな風に悠雅は言うけど…
「いいもん、子供でも」
そういってちょっと膨れると
「食べる?」
そう、優しい声で聞いてくれた。
「う…うん」
なんか、優しい。
あたしと悠雅は、クレープを買って
近くのベンチに座る。
「いただきまーす」
そう言って、クレープにかぶりつく。
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