俺のもんだろ Ⅱ


「うわぁ、おいしいっ!」


そう言って悠雅のほうを見る。




「ぷっ…」



…今、笑われた?



「鼻についてる」



そう言った悠雅は、指であたしの


鼻についてたクリームを




取って、それをぱくっと食べる。





なんか…恋人同士みたいっ…!!





って、そうなのか…







改めて思うと、なんか変な感じ。




悠雅が、あたしの彼氏なんだ…






なんだか熱くなる顔。




あたしの顔を覗きこんでくる悠雅。






ちょっと…近いっ…




< 129 / 195 >

この作品をシェア

pagetop