俺のもんだろ Ⅱ


ぐいっと後ろに引っ張られた腕。




「ひゃあっ…」





「みーつけた、美夜ちゃん」




目の前にいたのは…




昨日の…チャラ男さん……






「っ……!!」




なんで…なんでいるの…





それと、なんであたしの名前、知ってるの…






妖しげな笑みを浮かべる



チャラ男さん。








「離してくださいっ」



手を振りほどこうとすると






「いっ…痛っ…い…」





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