俺のもんだろ Ⅱ


その手で、優しく美夜を抱き寄せる。




小さくて細い美夜は、



俺の腕の中にすっぽり収まる。





「ごめん、いじめすぎた」





美夜相手だと、どうしても止まらなくなる。







「怒って、ないの?」




うるうるした目で俺を見上げる美夜。







あーもー…




やばいだろ、その顔…









「怒ってねぇよ」




そう言って、美夜の頬にキスを落とす。









「ひゃあっ…」





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