俺のもんだろ Ⅱ


会計を済ませて、お店を出る




悠雅とあたし。







悠雅は当然のように、あたしの荷物を




持ってくれて






もう片方の手で、あたしの手を




握ってくれる。







温かい悠雅の手。



あたしの大好きな、温かくて




大きくて、優しい手。








「悠雅っ」





「ん?」








「大好きだよ」




「は?なんだよ急に…」




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