俺のもんだろ Ⅱ


あたしに触れていた手は



だらんっとして、





あたしの膝の上に落ちる。






「…っ…!いやっ!!」






ぽんっと肩に置かれた手。




現実が認められなくて…





震えながら、振り返る。






「大丈夫、助かるよ」








チャラ男さんは、前までとは



違う…






とてもまっすぐで、きれいな




光を、瞳に浮かべていた。





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