俺のもんだろ Ⅱ

ずっと固く閉じられてた


悠雅の瞳は開いていて、左手が





あたしの頬に触れていた。



「悠雅っ!」


ほっとしたからか、涙が止まらなくなる。



「泣くなって」





「っーーー!!」



ばふっと悠雅に抱き付く。





「うわっ!いってぇ!」






「あっ」





怪我してるの、忘れてた…







でも…




「よかった…ホントによかった!!」






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