俺のもんだろ Ⅱ


「はいはい」




そういいながら




手を差し出す悠雅。




「え…?」




少し赤くなりながら




じれったそうにあたしの手を握る。







「帰るか…我が家に」






「…うんっ!」







この時あたしは、満面の笑みで




頷いた。







「悠雅…」




「ん?」








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