俺のもんだろ Ⅱ


そう聞く悠雅はすごく余裕そうだった。




なんで同じことしたのにこんなに


差があるんだろうってぐらい。



ばかにしたような言い方に、むっとして




下から睨む。






「そんな目で睨まれてもな…」



そういう悠雅。




なに?そんな目って…


絶対ばかにしてる!!




悠雅はあたしを立たせてから、



「可愛いだけだし」



そう、ボソッと言った。




「へ……?」




今、なんて……?




< 32 / 195 >

この作品をシェア

pagetop