俺のもんだろ Ⅱ
「ホント、綺麗だな…」
そういう悠雅。
悠雅の横顔を見ると…
ホントに、きれいな顔立ちしてるなぁ
って思った。
かっこいい。
「…んだよ、夕日見てたんじゃねぇの?」
その視線に気づいたのか、
そういう悠雅。
ぱっと視線をそらす。
手首を掴まれて、悠雅のほうを向かされる。
「見とれてた?」
はっ!?
ず…図星だけど……
「そんなわけないでしょっ!」
そういって、部屋の中に入ろうとする。
「…手首、離して?」