俺のもんだろ Ⅱ


「じゃあ、怪我しないようにしろよ」



そう言い放つ悠雅。





う…おっしゃる通りです……




「すいません…」






しょんぼりと俯く。



あたしも、なんだかんだ言っても結構不器用。





料理だって、1人暮らし始める前は



お母さんに頼り切ってたんだから




そりゃあ上手くもない。






「心配すっから」



そういって、そっぽを向く悠雅。




なんか、耳が赤い。





心配、してくれてたんだ…



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