†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子



「颯斗と、一緒にいたいのか?」

「え、いや・・・その。」




ちらっと颯斗さんの方をみると、ニコニコ笑顔で

手をひらひらとさせている。




「あ、瑞姫ちゃん。」

「?」




何かを思いついたみたいで、私を呼び寄せ

耳元でそっと囁く。




『素直が一番だよ』




それだけいうと、私の背中を押した。

私は、押される力に任せて冬夜の胸にポスッと収まった。


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