†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
嬉しい。
冬夜と心が通じたみたいで、すごく嬉しい。
キスを重ねていくうちに、胸にこみ上げるものがあって
目頭が熱くなってくる。
「瑞姫?」
不安そうな、声。
きっと私の涙をみて、なにか誤解しているんだろう。
「嬉しいの・・・私も、冬夜が好きよ。」
大胆にも、冬夜の首に手を回し
自分からキスをした。
もちろん、触れるだけのキス・・・の予定だった。
すぐに離れようとしたら、冬夜が私の頭を固定し
角度を何度も変えながらキスを繰り返した。