†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
彼女のぬくもり、重さ、そして香り。
全てが愛おしい。
でも、あの事実を知ったら
こいつの笑顔は、また消えてしまうかもしれない。
本当に、良いんだろうか。
裏切ることには、ならないだろうか。
瑞姫・・・出来ることなら、お前を手放したくない。
お前を、俺の傍に置いておきたい。
お前が望むなら、ずっと・・・ずっと、永遠に。
瑞姫を起こさないように、そっとこめかみにキスを落とし
また手元の本に目を向けた。