†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
颯斗は、机に資料を置き紅茶をつくリ始めた。
だんだん部屋の中に、紅茶のいい香りが漂い始める。
「はい、どうぞ。」
「ありがとう。」
「生徒会長。いろいろしなきゃいけないことは山積みだから、ね。」
そう、憎たらしいほどの笑顔で言う。
こいつは悪魔か。
でもまぁ、仕方ないか。
学園には学園の、生徒会としての役目があるし
颯斗に、任せっきりだからな。
「分かってるさ。」
「ん・・・」
「あ、起きたみたいだね。」
「ん?・・・ぁれ・・・」
状況が把握できないといった様子の瑞姫。
その、少し寝ぼけた顔もちょっと、そそられる。
いっそこのままキスしてやろうか。