†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
いつもは、アメジストのような深い紫の瞳が
今は紅く輝いている。
神秘的で、凄く綺麗な瞳。
「どうかしたか?」
「・・・綺麗。冬夜の瞳・・・」
彼は、嬉しそうに眼を細めベッド脇に座ると
私の手を掴み、自分の頬に近づけた。
「お前くらいだ。この瞳を怖がらないのは。」
「そう?こんなに綺麗なのに。」
鼻がくっつきそうなくらい近づくお互いの顔。
「なぁ・・・貰ってもいい?」
「え?」