†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子


言うが早いか、冬夜は私の首筋に顔を埋め

舌を這わす。

耳元から肩の方へ、何度も何かを探すように動く

彼の唇と舌。




「んっ・・・ぁ。」

「ふ・・感じやすいんだな。」

「ば、ばか・・・・ぁっ」

「最初だけ、少し痛いけど・・・直ぐに気持ちよくなるから。」

「いいから。早く、して・・・。」




話しながらも、唇は私の首に近づけたままだから

息が首に掛かって、くすぐったいやら恥ずかしいやら。



心臓はバクバク、それに伴って体温が急上昇。

思わず、彼の腕を握りギュッと目を瞑る。




「可愛すぎ。」




チュッと、唇に触れるだけの柔らかな感触。

驚いて目を開けると、目の前にはイタズラ顔の彼。

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