†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子


そして、だんだんと近づいてきて

優しいキスが降ってきた。

いくつも、何度も・・・・角度や方向を変え

私を翻弄するように――――――――



彼のキスに溺れ、体の力が入らなくて

身体を預けるように、彼の胸の中に寄りかかる。



すると冬夜は、私の体を支えながら

ベッドに倒した。




「怖くないから・・・」

「ん・・・。」




彼は、私の首筋に顔を埋め

次の瞬間、チクッとした痛みが走った。


けれど、その痛みは最初だけ。

そのあとは、何とも言えない快感が全身を駆け巡っていった。


好き。大好き・・・

ううん。好きだけじゃ足りない。

愛してる・・・


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