†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
「瑞姫・・・俺も、愛してる。」
「冬夜」
どうやって、私の気持ちが伝わったのか分からない。
けど、嬉しくて私の目から、一粒の涙が零れ落ちた。
「お前のすべてが、欲しい。」
「・・・だめ。」
「いつか、必ず貰うからな。」
「ばか。」
冬夜は、私の首筋に付けた二つの傷跡を愛おしそうに舐めて
抱きしめてくれた。
そして、そのまま私と冬夜は
眠りについた。
はじめて、一つのベッドで二人一緒に――――――――――