†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
疑いの目を一瞬向けちゃったけど
冬夜は本当に何も知らないようで、呆れたような顔で
颯斗さん達を見ていた。
「っていうか、早く退いて。お、重いぃ~」
みんなの下敷きになっていた蒼生君が
今にも泣きそうな顔で訴えていた。
「なによ。誰が重いって?」
「とにかく、退けよ。ケツデカ女。」
「今なんて言ったぁ?バカ城ぉ。」
「もう!!なんでも良いから、早く退けってー」