†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子

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「さ、行こっか。」

「そうだな。」

「え~、もう少し食べたいぃ~」

「もう食べるとこないでしょ。意地汚い。」




紅寧さんが立ち上がり、そう言うと

ヒロが賛同し、のそっと立ち上がる。

蒼生君は、まだ食べ足りないのかお箸を口に咥えたままだ。




「瑞姫、ちょっと。」

「冬夜?なに、どうしたの?」




離れの裏手に呼ばれ、ついていくと

不意に抱きしめられた。




「と、冬夜?」

「瑞姫。何があっても、何を聞いても俺は瑞姫の傍から離れないから。忘れるな・・・いいな?」

「え・・・うん。分かった。」

「俺達を、信じろ。」



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