†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子


冬夜の言葉を思い出しながら考えていると




「姫のバカ。」

「王子も大変だね~」

「ありえねぇ。」




と少し離れたところからも声が聞こえたり。




「冬夜・・・私・・・」

「ま、いいや。時間はあるんだし、ゆっくり教えてやるよ。」




くしゃくしゃっと私の頭を撫でると

優しい笑みを浮かべて、チュッとうなじにキスを一つ落とす冬夜。




「ひゃっ。ちょっ、冬夜・・・なにして・・・」

「鈍感なお前に、ちょっとお仕置き。」

「ばかっ」




真っ赤になって抗議するも

彼にはそんなのは、全然効果なしで。

ニヤリとイタズラっぽい笑みを浮かべるだけ。


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