†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
その男の子は、さっき教室で会ったばかりの蒼生くん。
もう一人の女の子は・・・顔は、蒼生君によく似ているけれど瞳が赤い。
誰だろう・・・双子かな??
「丁度よかった。これから話をするところだよ。二人とも座って。」
颯斗さんがそういい、二人もそれ以上何も言わず
1人掛けのソファにそれぞれ座った。
「ほら、瑞姫ちゃんも座って。」
「え・・・あ、はい。」
颯斗さんに促されるものの
双子が一人掛けのソファに座ってしまったので
必然的に私は、冬夜さんの隣に座ることに・・・。
遠慮がちに、ソファの端に浅く腰掛ける。
「じゃ、まずは自己紹介をしよう。」
颯斗さんの言葉から始まり、ココに居るメンバーの紹介が始まった。