†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
その日、私達は一つになった。
沢山のキスと、愛撫を受けて熱く情熱的にお互いを求め合った。
そして―――――――――――
「どこを見てんの?」
「っ、別に・・・」
冬夜に悟られたと思って、顔を赤くして
その顔を見られたくなくて横を向いた。
だって、知られたくない。
彼の首筋を・・・トクントクンと脈打つ、静脈を見ていたなんて。
「欲しいんじゃないの?」
「・・・」
「ちゃんと言えよ。ホラ」
私の手を、自分の首筋にあてながら
イジワルな笑みを浮かべる。
分かってるくせに、言わせないでよ。
恥ずかしいじゃない。