†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子


学園に戻ってからは、バタバタな日が続いた。

すぐに、スポーツ大会があるから。



夏季休暇が終わったばかりだというのに

夏バテもしていられないくらい、忙しい日々が続いた。



学園の行事だけに、颯斗さんと冬夜が中心となって

先生達との話し合いを続け、纏めていく。



その結果、私達生徒会の役割も決められていった。

力仕事は殆どヒロが行う事となり

広報には、颯斗さんと紅寧さんが

保健は、蒼生くんが担当することになった



私は、今まで学校行事は不参加も同然だったので

今回は何か出来るかもしれない、とワクワクしていた。

なのに・・・・・・




「あの、私は?私は、何をすればいい?」

「・・・瑞姫は、何もしなくていい。」

「えぇ?なんで?私も何かしたいよ。手伝わせてよ。」

「却下」



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