†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
それに零士と千景の行方が分からない、今
いつ何処から、アイツが瑞姫を襲ってくるかも分からない。
その紫貴という男が、その刺客という可能性も無いわけではない。
用心に越したことはない、と言うわけだ。
不本意だが、親父に相談してみるか。
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「・・・そうか。藤ヶ谷紫貴という男については、こちらでもヤツの接触がないか確認してみる。」
「あぁ、頼む。」
「それより、冬夜。瑞姫の様子はどうだ?」
「まぁ・・・それなりに、変化はあったよ。」
「そうか。瑞姫の力は不安定だ。気を付けろよ・・・場合によっては。」
「っ、そんな事させない。例え、親父であっても。じゃ、な。」
そういうと、鏡の前から離れ通信を切った。
俺の部屋の奥にある鏡は、魔界の親父の部屋と繋ぐことが出来る。
世界が違うと、思念は届かないから。
こういう手段しかない。