†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子



「あっ、ダメっ」

「なんで?こんなに濡れてるのに。」

「ぃや・・ぁ、あっ」




クチュクチュ音をたてて触れていく。

身体を反らして、喘いでいく彼女を見ていると

俺自身も身体が熱くなって、高揚していくのがわかる。

もっと、もっと・・・俺の唇で、舌で、手で、俺の全てで感じて欲しい。

俺を欲しがって欲しい。

そんな欲求が、俺を支配していく。




「・・・瑞姫、平気か?」

「もぅ、冬夜のばか・・・ダメって言ったのに・・・」

「もっとって、おねだりしたのは誰だっけ?」

「・・・ばか・・・」




顔を半分布団で隠して、恥ずかしそうに

俺を見上げている。

俺は、彼女の横で肩肘をついて瑞姫を見下ろしていた。

< 361 / 391 >

この作品をシェア

pagetop