†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
こんな男に、私の血を飲まれてしまうのかと―――――――
血?飲む?
私、今何を・・・
「誰の許可を得て、ソイツ喰ってんの?」
男が大きく息を吸い込み、口を開いた時
その後ろから低く怒りのこもった声が聞こえた。
その声に、ハッと我に返り
声がした方に視線を送ると、そこに居たのは冬夜さんだった。
「どう、して・・・?」
「そいつは、俺のなんだけど。」
私の問いに答えることなく、男に投げつける言葉。