†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
やっぱり、紅寧さんだ。
隣には蒼生君もいる。
「私が、教えてあげようか?あ~んなことや、こ~んなこと。」
紅寧さんは私の隣に座り、詰め寄るように体を近づけてきた。
「止めろ。バカが移る。」
「誰がバカですって。あんたに言われたくないわ、バカ城っ。」
立ち上がった紅寧さんは、ヒロと火花を散らしている。
本当にこの二人は、水と油というか天敵というか
会うと言い合いをしているような・・・。
「いつも冬夜先輩の隣に居ればいいと思うよ。」
「え?」
そう言ってきたのは、蒼生君。