†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子


例え行ったとして、きっと冬夜が鬼のように怒るに違いないし。

ココは、大人しく帰ろう。




「よっ、授業終わったんだろ。帰るぞ。」




教科書をカバンに詰めて帰り支度をしていると

ヒロが、教室の前に立っていた。




「ヒロ、今日来てたんだ。」

「あぁ。さっさと、帰るぞ。」




ヒロは私からカバンを奪うように取り上げると

スタスタと歩き始めた。




「あ、待ってよ。」



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