†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
肩を揺するものの、返事はない。どうやら、意識を失っているようだ。
とにかく生きている・・・よかった。
彼女の身体を横抱きにして、もう一度上空へ。
冬夜が、瑞姫ちゃんが来たって言うから
慌てて追いかけてみれば、こんな事になるなんて・・・
でも彼女の力が分かっただけでも、収穫があったというべきか。
しかし、まさかこれほどの力とは・・・
「全く、冬夜も何考えてるんだか。」
颯斗の姿は、生徒会室がある建物へと消えて行った。