本物の愛をちょうだい。
雪夜side


ムカツク

ムカツク


どーせ俺は『ただのオーナー』ですよーだ。


しかもあのガキムカツク。


美亜に手だすなっつの!!



あれ…


俺…


嫉妬してるよな。これ。



やっぱり俺は美亜が…?




「ねえ、オーナー?」


「あ…。わりい…
つい…」


好きなんかな。


美亜のことが…。



「どうしたの?
急にヅカヅカ…」


「べ…別に!!!
ただのオーナーとお前はデートするんだなー。」


俺はガキか…
こんなこと言って…


「それは……。
そっちだって、なんでただの従業員とデートなんかすんのよ…
女なら沢山いるでしょー!?」


「それは…
美亜と…ふたりで出掛けたかったから。」


美亜自信と向き合いたかったから。



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