本物の愛をちょうだい。
「そんなこと…軽々しく言っちゃって…さすが女慣れしてますねー。」


「ナッッ…
美亜、ムカツク。」



チュ…。


気づいたら俺は美亜にキスしてた。



生意気だったから。


初めてかも。
こんなむかつかせんの。


のぞみとは違う所。


頑固で意地っ張り。






美亜が好きなのかも。



でも怖い…


愛してしまったらまた
失うんじゃないかって…



本当、弱虫でずるい俺。



あん時となんも変わってない。




< 118 / 283 >

この作品をシェア

pagetop