本物の愛をちょうだい。
次の日。


晴樹さんを見送ってから
地図の場所に来た。


まだ綺麗な洋風のアパート。


メモには、B103と書かれている。


もしかして、
清が住んでいるアパート!?


チャイムを鳴らすと…


「こんにちは!
美亜ちゃんだよね?」


「はい。」


明るい感じで、
美人でかっこいい女の人が出てきた。


「清たち待ってるから
上がって上がって~」


そう言われ、
中に入る。


もしかして…清の彼女!? 


リビングに行くと、
清、翼、龍がいた。



「美亜ちーん!!!」


ギュッッ


「う"っっ…苦しい…」



久しぶりに会っても
変わらない。


龍がアタシに抱きつく。



< 210 / 283 >

この作品をシェア

pagetop