本物の愛をちょうだい。
相変わらずのメンバー。



何で…


何でよ。



「皆…バカだよ。」


「ヤダ…生意気娘!
泣いてるじゃない~
もう泣かないの。」


「だってぇ~…
何でアタシなんかを
必要としてくれんの…」


「そりゃあ、redroseの
看板娘だし。
俺、美亜のやる気のなさすきだし。」


それ…誉めてんの…


「とにかく、アンタは
ワタシたちにとってもう仲間なのよ。
悩んでたり何かあるなら
ワタシたちが力になるから。」


「そうだよ~。
美亜ちん、一人で抱え込んじゃダメだよ~」


「さ!皆料理覚めちゃうから食べて食べて~」


清の彼女もアタシと初対面なのに、普通に接してくれる。

こんなバカな人たちいるんだね。


ひとりで何でもできるって勘違いしてた。


アタシは…


アタシにはこんなバカで
くだらないことしたりできる仲間がいる。


この人たちに支えられてたんだ。



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