本物の愛をちょうだい。
「ユッキーのデレッぷりは初めて見るわね。
はい、お疲れ~」
「翼、ありがとう。」
バイトが終わり、
翼にソフトドリンクをもらった。
「ねえ、翼はさその…
のぞみのこと知ってる?」
「2、3回ふたりが一緒にいるときに会ったわよ。」
「そう。」
「気になるの?」
「それは…まあ。」
今更聞いてまた傷付くかもしてない。
けど…
やっぱり気になる。
「ワタシがユッキーと出逢ったのは、
ユッキーが高校2年の時ね。ユッキー高校辞めて、ワタシも働いてたバーにバイトで来ていたのよ。」
「じゃあ結構長いんだね。ふたりは…」
「そうね。
その時、ちょくちょく晴樹ちゃんとのぞみが店に来てたわ。」
「そうなんだ。
やっぱり、雪夜はその…」
「溺愛してたわね。
駆け落ちするくらいだから。」
そうか…
そりゃそうだよね。
アタシはバカだ。
のぞみはもう居ないのに…
嫉妬しちゃうなんてさ。
「安心しなさい。
ユッキーがあそこまでデレッたりしなかったから。」
「そ…そうなんだ。」
「嬉しいんだ?」
「別に!!う…嬉しくなんかないもん。」
「フフ…
わかりやすい娘だわ~」
「ナッッ!!
わかりやすくなんかないわよ!」
「いい?
ユッキーから離れちゃダメよ。何があっても」
「うん。」
絶対離れないよ。
だって何もかも初めてだもん。
はい、お疲れ~」
「翼、ありがとう。」
バイトが終わり、
翼にソフトドリンクをもらった。
「ねえ、翼はさその…
のぞみのこと知ってる?」
「2、3回ふたりが一緒にいるときに会ったわよ。」
「そう。」
「気になるの?」
「それは…まあ。」
今更聞いてまた傷付くかもしてない。
けど…
やっぱり気になる。
「ワタシがユッキーと出逢ったのは、
ユッキーが高校2年の時ね。ユッキー高校辞めて、ワタシも働いてたバーにバイトで来ていたのよ。」
「じゃあ結構長いんだね。ふたりは…」
「そうね。
その時、ちょくちょく晴樹ちゃんとのぞみが店に来てたわ。」
「そうなんだ。
やっぱり、雪夜はその…」
「溺愛してたわね。
駆け落ちするくらいだから。」
そうか…
そりゃそうだよね。
アタシはバカだ。
のぞみはもう居ないのに…
嫉妬しちゃうなんてさ。
「安心しなさい。
ユッキーがあそこまでデレッたりしなかったから。」
「そ…そうなんだ。」
「嬉しいんだ?」
「別に!!う…嬉しくなんかないもん。」
「フフ…
わかりやすい娘だわ~」
「ナッッ!!
わかりやすくなんかないわよ!」
「いい?
ユッキーから離れちゃダメよ。何があっても」
「うん。」
絶対離れないよ。
だって何もかも初めてだもん。