本物の愛をちょうだい。
スタッフさんに案内され、メイク室に行くと…


「美亜ち~ん!!!
来てくれたんだね~」


「ウエッッ…マヒロ抱きつくな…くるしい…」


マヒロのスキンシップは
日に日に激しくなる。


けど、それがマヒロだから嫌いじゃない。



「あら、原石発見。」


そう行って、更に抱きついてきた誰か。


つか…マジでくるしい。


「でしょ!?
美亜ちゃん可愛いでしょ?」


「ワタシのメイクでもっと光らせてあげるわ!
ジュエリーちゃん♪」


「マヒロ…この人誰…」


「っと、メイクさんの
ミイちゃんだよ~」

ミイちゃん…ねえ。


見た目は、金髪の短髪。
そしてピンクのストールをつけたオジサン…

完全にオネエなんだけど…

「やっぱりオネエですか?」


「失礼ね!!
ワタシはレディよ!
ほら、早く座んなさいよ!」


やっぱり…
オネエキャラだ…


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